「うーん…やっぱり分霊箱は切り離せないか……」
「その人格消されちゃうもんね」
…ってリドルを何とかしようとしてんの?
と目で訴えればはニコリと笑いそうだけど何か?と嫌みを込めて言われた
「とにかく、これでハリポタの『アズカバンの囚人』は終わり」
は『炎のゴブレット』を取りながら、今、『謎のプリンス』を読んでるに体を向けた
「シリウスの弟って哀れだよね…」
「レギュラスのこと?」
「そう、でもこの子大切なんだよね?」
「あぁ………ボク的にはブラック兄弟は両方とも哀れだと思うが?」
シリウスは哀れじゃないっ!!とは手に持っていた本をパタンッと閉じてを睨みつける
「……悪かったって」
「酷いよ」
は次の本に手を伸ばした
最終巻…死の秘宝
たくさんの人が死んで…やっぱり最後にはハッピーエンド
それが何か気に入らなかった
正義でも人を殺していたから…かな?
「、昼にしようよ」
「あ?……あぁ」
時計を見ればもう既に12時を回っていた
昨日から徹夜ではないけど読み直しだしたハリポタ
ここが疑問だなんて思いつつ内容をわかりやすく書き表していった
「サンドイッチにしたけど良いよね」
「あぁ…本も汚れないし……」
2人は本が汚れることを嫌う
だから、時間が無くて読みながら食べるときはあまり汚れない食べ物にする
それに例えハーフだとしても日本で育ってるのだからあまりこってりとした食べ物を好まない…夜なら構わないが
「これで、読み終わればあとはパソコンに打ち込んで…」
「魔法書を読みあさる」
は口を歪ませサンドイッチを一口、口に含みペラリとページを一枚めくった
とがサンドイッチを食べ終わればこの部屋は時折聞こえるページをめくる音しか聞こえなくなる
***
「あの子らの処置どうするんだ?」
「あ゛ぁ゛?……なんだ、アンタか」
「そう怒んなって…ほら、予言が下された子たちの事だよ」
にしても、お前が失敗するなんて珍しい
「…うるせぇ…その日満月だったんだよ」
「そう怒るなよ…元々あの子達はあの世界の歪みを直すための存在…いや、僕ら神が勝手に作り出した存在(どうぐ)………」
「そうだな…」
ソラはクスリと笑い
今頃、本を読みあさってるんだろうなと考えていた
確かに俺らはアイツらにあの世界のみに有るはずの魔力をこの世界の二人に与え…未来を教えた(最もあの本は2人は物語の中にいないためあくまでこうなるという可能性の話になるが)
いや…もしかしたらアイツらがいて始めてあの本通りになるのか………
だか、2人が一つでも選択を間違えればあの世界は崩れてしまう
本来なら別々の時代にやろうと思ったのだが……力が足らなくて別の時代に二人を呼んでしまった───だか、それで良かったのかも知れない
アイツらが詳しく未来を知っているのはあくまで自分達が行く時代ではなく、間違って来てしまった時代なのだから
もしかしたら俺は無意識のうちに2人をそこに連れ出したのかも知れない
全く何やってんだろうな……
「予言についてはどうするんだ?」
「あぁ……正直よく解らない」
「何がだ?」
「2人を守ると言ったら守るのは2人じゃないと言われた」
本当にどっちを守らないといけないのだろう
自分は2人を守りきれないのか──
片方は捨てなくてはいけないのか
解らない…あの人が言った言葉の意味が──
「あぁ……お前の好きにすればいいと思うぞ」
「は?」
「僕が思うにあの子らを遠くから見守って危ないときに助ければいい…それにあの子らは神に愛された子だ」
いい方にも悪い方にも──
その言葉は喉の手前でつっかえた
なんで、僕はコイツにそんなことを言ってるんだ?
コイツのことが大嫌いな筈なのに
「まぁ…そうだな、ありがとな海兎」
「ふんっ」
海兎は羽をバサリと動かし、風を起こした
いつもなら白い翼のなかに黒い羽根が入ってたことはソラは気付かなかった
☆あとがき☆
すごく、書き直したい………
そのうちすべての小説が書き直されるかもしれない…