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今日はクリスマス
雪はふってないからホワイトクリスマスではないけど並盛はクリスマス一色だ
……なのに
何で恭弥は今日まで風紀の仕事を終わらせてないなんて!
もういい、ボイコットしてやるわ
「あれ?ねーちゃん?」
朝8時、は眠そうな顔をしながらリビングに降りてきた
いつもならいるはずもない私をみて少し驚いているようだ
今日は絶対学校なんか行かないから
何のためにマフィアの仕事も入れなかったと思っているのよ…
「、出掛けるわよ」
「え?」
ほら、さっさと支度する。とに睨みを聞かせればはわかったと言いながら下りた階段を上って準備を始めた
その間に自身は朝食の準備をする
今日はトーストとスクランブルエッグにコンソメスープ。飲み物は珈琲
いつもどおり簡単で軽めの朝食だ
さて、どこ行くか。並盛?黒曜?それとも…遠出でもするか
結局のところ誰のクリスマスプレゼントも買ってないのだから買いに行くっていうのも良いかもしれない
その辺はと相談だね…
時間はまだあるのだから
はトーストにジャム──のお手製の林檎ジャムだ──を塗り一口かじる
ちょうど良いぐらいの林檎の酸味に目を細めれば、準備ができたのかが下りてきた
食パンをトースターに入れスープをよそい珈琲を入れれば出来立てのパンの良い匂いがする
「ねーちゃん、恭弥兄は?」
「知らないわよ。今日はサボるから」
カタンと珈琲の入ったマグカップを置いてを見た
「折角のクリスマスなのに…」
「折角のクリスマスなのに、仕事を溜め込む方が悪いわ」
少し眉を寄せて言うにそれもそうかとは呟きスクランブルエッグを一口頬張る
クリスマスは彼氏と過ごすべきなのに…そんな言葉をがボソリと言ったが聞かなかったことにしておいた
悪いのは恭弥だ
「どこ行くか決めて良いわよ」
「え?」
「支度してくるから」
「ちょっ…ねーちゃん!?」
が何か言っていた気がするが気にせず自分の部屋に入る
「恭弥の馬鹿…」
さてと、準備をするか…
は少しゆっくり目に準備を始めた
勿論、身を守る術である自分の武器を身につけて
30分ぐらいかけて準備をすれば時刻は8時半を回っていた
鞄の中身を確認し下に降りれば唸っているがいた
「…で?どこ行くの?」
「…………並盛内のデパート?」
「なんで疑問形なのよ…」
「いや…オレはデュエルモンスターズが買えればそれで…」
「そう」
じゃあ、行こうか。とのほうを向けばは時計をみて止まった
「デパート行くまでに1時間もかからないよ」
「……それが?」
今はすごくここを放れたいとに目で訴える。一瞬はブルリと震えたが何もなかったように私から一歩離れる
「…ごめん、俺が悪かったからトランプをだすのだけはやめて」
「…無意識だったわ…よっぽどがウザかったのね」
「っ!ねーちゃん!」
「ごめん、ごめん…さ、行きましょ」
に向けてたトランプをおさめ再度に呼び掛ける
は頷き鞄を取りに自分の部屋に戻った
──今日は何かいい予感がする
ツナみたいに超直感ではないが、勘は他の人よりも冴えてるつもりだ
「お待たせ」
こうして私達は恭弥にバレることなく並盛デパートに出かけた
「ほら、やっぱり早かった…開店までどうするのさ」
「後少しなんだから我慢しなさいよ」
と、時間を見れば9時間半過ぎ
普段の30分は結構早く経ってしまうけど、こういう時間は長く感じるものだ
「あ、あのー……道、聞いてもいいですかね……?」
はっと思い、声のした方を振り向けば、外側に無造作に跳ねた黒髪と焦げ茶色の瞳を持った背の低い女の子がいた
ぱっと見たところ私たちと同じぐらいの年齢だろう…
「私が答えらる範囲なら、どうぞ」
「あ、ありがとうございますっ!…えっと、クリスマス用にプレゼントを買いたいんですけど………この辺りに大きめのお店ってありませんか?」
「…並盛初めて?」
「あー、はい……私、童実野町から来たんで」
童実野町?どこかで聞いたことがあるような……
「ど、童実野町だって!?」
「あ…童実野町どこかで聞いたことがあると思ったらの口からか…」
「童実野町ってあのデュエルモンスターズのソリットビジョンシステムを作った海馬コーポレイションがある町だよな?」
「え、あ……は、はあ……」
のマシンガントークのような言葉に少し戸惑う女の子
そういえば童実野町って並盛に比べて結構都会だったはずだけど…なんでわざわざここまで?
「それに、あの有名な武藤遊戯がいるま……いって!」
「あのね…いい加減にしなさい。困ってるでしょ」
未だに童実野町について話してるに一発拳をお見舞いすれば、相当痛かったらしく頭を押さえてしゃがみ込んだ
…しばらく反省してなさい
「ごめんね…馬鹿の弟で」
「い、いや!そんなことは……って言うか、だ、大丈夫……?」
を心配してるのかのほうをみながらあたふたする女の子
ツナ達だともう日常茶飯事だからそのままほっとくのだけどね…
それよりも、のせいでだいぶ話が逸れてしまった
「…ところで、並盛初めてなんでしょ?良かったら、一緒に回る?」
「えっ……い、いいの?」
もちろん、と笑って言えば彼女はありがとうと笑った
正直言えば、何か危なかっしかった…あの子方向音痴な気がするし、並盛が初めてということは恭弥のことも知らないということ…危なすぎる
「自己紹介がまだだったわね…私はで、そっちの弟は」
「って呼んでくれな!」
「私は。宜しくね、さんにくん」
「って中何?」
の言葉で一瞬がピクリとしたのが見えた
もしかして中学生じゃなかったか…だとしたら高校生か……
第一印象が中学生だと思った私をどうか許してくださいと心の中で謝っておく。
「は、はは………これでも、一応高校生なんだけどね……さん、もしかして中学生?」
「えぇ…見えないってよく言われるわ」
「へ、へえ……さん、年下だったんだ……」
「私のほうが年下なのだから呼び捨てでいいわよ…じゃあ、さんで良いかしら?」
「ああ、うん」
因みに、にはもう一発お見舞いしておいた
「……そういえばくんて、決闘者なの?」
「いや…オレは忙しくてやってる暇がないんだ…」
「そうなんだ?さんは?」
「私はやってないわ…以上に忙しくて…」
そう、以上に忙しい
元々ある仕事に風紀委員の書類仕事もやらないといけないのだから
尤も忙しいのは並盛にいる一部の人間だけだ
「そっか…」
ふと、時計を見れば10時2分前丁度良い時間かもしれない
「行きたいところの希望ある?」
「おもちゃ屋っ!」
ゴンッ
本日3回目のゲンコツがに降り懸かった
「に聞いてないわよ」
「あ、あの……私もおもちゃ屋行きたいんだけど……」
「じゃあ、いきましょっか」
くんは?とが尋ねるが、いつものことだからと軽く答えておく
こうして、並盛のクリスマスは幕を開けた
「…ねーちゃん酷い…」
そんなことを言われた気がするが、気のせいにしておこう。
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〜あとがき〜
初コラボなので緊張気味です。
絵は、相方の萩茜鈴に書いてもらいました!
萩茜鈴のサイトへ行くならこちらから
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