イタリア──9代目ピューマファミリーのボスの部屋で一人の少女がニコリと笑った

少女の名前は

赤い瞳と赤い髪を持つとても美しい少女

ピューマファミリーのボスの娘

こんな子が普通に人を殺してるのだから驚きだ



「さて、頼みがある」

「何?お父サマ…こんな時間に」



は真剣な顔付きに変わりコツンと靴を鳴らし父であるピューマのボスをみた

現在時刻は夜中の4時…きっと今頃寝た奴もいれば、今頃起きて朝の準備をしている奴もいるだろう………はどちらでも無いが…



「……日本に行って沢田綱吉の部下になってこい」

「お父サマ…それは頼みじゃなくて命令でしょ?」



ついでに弟も探してこい何て言わないでよ…めんどくさいんだから



「あぁ、当たり前だ……それと…」



父──諷魅弥ふみやに耳打ちをしニヤリと笑った

それを聞いてははぁ…と溜息を吐いた後、父と同じ笑みを浮かべた

さぁて、行方不明の『片翼の王子』遊びに行きますか…アイツが行くとこは限られているからきっとすぐ見つかる

それに私には『エルディーレ』がいるからね……

が耳に髪をかける仕草をすれば父は、キラリと左の中指についてる指輪を光らせた



「お父サマ…見付けたらイジメて良いのよね?」

「あぁ…の好きにして良いが殺すなよ。仮にも俺の後継ぎなんだ」



このピューマファミリーの次期ボスはの弟の

程ではないがそれなりの力を持っている

しかし、あまり頭が良くないのでいつもが頭を抱えてる



「久々ね…あそこに行くのも。アイツに会うのも…ねぇお父サマ?」

「何だ?」

「…アイツは喜ぶかな?」



は寂しそうに笑いトンファーを取り出して眺める

アイツ…幼なじみのアイツ

アイツがいたから私は───

壊れなかったし、狂わなかった



「さぁな…ほら早く行ってこい」

「はい…行ってきますお父サマ」



はトンファーをしまい諷魅弥の部屋を出ていった



、本当は誰が好きなんだ?アイツなのか……それとも」



諷魅弥の問いに答えてくれる人は誰もいなかった

羽が入っている宝石が付いた指輪を見つめながら諷魅弥はソファーに横になり仮眠に入った






そのころ

日本──並盛



「ヘックシュンッ!」

「大丈夫?



赤い髪と赤い瞳を持った男が目を細め空を見上げた



「あぁ……」

テメェー10代目に心配かけてんじゃねぇよ!」

「風邪か?



赤い髪と赤い瞳を持った男──は目線を空から外し首を横に振った



「いや…多分“噂”だろ?」



そう笑い今度は目線をしたに下ろし…ねーちゃんと呟いた










後書き

これから、楽しみです