「このわたしがお話します…全てはわたしがお嬢さんを怒らせたのが原因ですので」



コナが客の言葉に口を挟めば客は額に青筋を浮かべたがコナが膝まずいたのでビックリして何も言わなくなった



「エレナ様…わたしはお嬢さんの笑い方を指摘したのが全ての始まりです」



コナがエレナの名前を言えば周りは少しざわめきコナと同じように膝まず者もいれば、深々と礼をする者もいた

エレナ・

現在魔法界最高地位の家の当主であるが故信頼が厚くさらには尊敬している者も多い

しかしそれは、一部の家以外である

当主であったローラ・の妹であるだけで赤目ではない

家は紅い目を持つものほど当主として相応しいと考える

現在紅い目を持つ家はただ一人、しかしまだ15歳になってないが故に当主として認められず代理当主としてエレナがいるのだ

だが、は使用人やら血族の殆どから化け物と呼ばれていた。例え赤目があるとしても反対されている



「わたしはその笑い方が昔のローラ様に似ていると言ったのですが……」



アースはローラの名前が出る前に素早くの耳を塞ぎ聞こえないようにした

きっとそれは彼なりの優しさ

エレナはローラの名前が出た途端全てを理解し顔に手をやった



「それで………」

「コナ…もういいよ……後は私が教えます」



は苦しそうに笑いエレナをみた



「後は、わかりますよね…それで、化け物と呼ばれたので気が動転しまして……」



感情と魔力の暴走

は最後まで言わなかった

アースがを悲しそうに抱いたからだ



「エレナもう良いだろ、ユウタを迎えに行かなくてはいけないし」



しかも、ここで解決できる問題ではないと笑えばそれもそうねと笑い周りを見渡した



「…皆様顔をお上げ下さい…この娘は今は亡き前当主ローラ・の子です」



もしかして、あの事件を知らない訳ありませんよね?とエレナは苦笑いをしに体をむけた



「…貴女この前誕生日だったでしょ?お金あげるから何か買っておいで」

「いえ、いりません…叔母様や叔父様が私をかばってくださったのでそれだけで十分ですわ」



ニコリとが微笑めばエレナはそう?と呟き杖を一降りして漏れ鍋をアースと一緒に去って行った



「コナ…ごめんなさい……お昼は別のところで食べるわ」



とんっと袋からコインを出して机の上においた



「お嬢さんが謝らないで下さい…わたしが悪いのですから」



とコインをに返そうとすればはお詫びですからと笑いダイヤゴン横町へ戻っていった



──先にどっち行く?

───ご飯

──そうね



先程の料理が食べられなかったから不機嫌なを抱き上げ背中を撫でれば気持ち良さそうに瞳を閉じる
そんなことをしているうちに目の前は喫茶店だった

カランカラン



「いらっしゃいませ」



まだできている間もないのか壁は汚れ一つ無くテーブルも綺麗だった



「ご注文は何になさいますか?」



彼女の手からメニューを貰い、少しみてからサンドイッチとアップルパイと紅茶…それに用にミルクをたのんだ


───ミルクなの?

──仕方ないじゃない、我慢しなさい



「お待たせしました」



一つずつテーブルに置き料理を確認し値段を言った彼女は微笑みからコインをもらった



「うん…先に梟の店行ってからにしよう…」



をみてニコリと笑いサンドイッチを一口、口に含んだ



───あ、ハム

──ん?欲しいの?



にゃーと言う声での言葉を肯定すればはサンドイッチのパンをめくりハムをにあげる

メインのハムが無くなったので、そのサンドイッチはただのレタスが挟まっているパンとなった

そのあとを連れてこの喫茶店をでて梟の専門店へ足を進めた



「いらっしゃいませ」



は梟を一羽ずつ丁寧にみて行った

しかし、店内はと同じぐらいの歳の子供ばかり……しかし、以上に落ち着いてる子供など居ないに等しかった

は、はぁ…と溜息を吐き顔を上げれば



『……懐かしい魔力を感じる』

「え?」



目の前に真っ黒い体と黄色い瞳を持った梟がをじっと見ていた

はそれをみてビクッと体を震わせの肩でその梟を威嚇している



『…そんなに警戒するな』

───不死鳥?

「…この仔が気に入りましたか?」



がこの梟をじっと見ていたので店員はに声をかけた



「………えぇ、これにします。おいくらですか?」



がニコリと笑えば店員もニコリと笑った



「その仔は実はつい先日いきなり私の店に来ましてね……ここでは取り扱っていた訳ではないのでお代は結構です」



と店員は笑顔で言うがは申し訳ないので金貨を2枚店員の手に載せた



「この仔を預かってくれたお礼です…貰ってください」



はニコリと笑いこの店を出て行った



──後で、アンタの秘密教えなさいよ

『酷いなその言い方……オレの名前を決めてくれ』

「さて、ここで選ぼうか」



がにゃぁ〜と鳴いたのを確認しはアクセサリーのお店に入って行った



「いらっしゃい………ってじゃないか久しぶり」

「えぇ……エナ」

「今日はどんなご予定で?」



店員…エナがニヤリと笑えばはニコリと笑いドレスに合う紅いネックレスをとドレスのイメージ図を見せた



「……これならあれがいいな」



とエナは店の奥に入って行った

───これが良い



『オレはこれ』



が指したのは赤と青の石が花の形をしているネックレスだった



──トゥモローはいらないでしょ?

『いや…この石は魔力が強い』



ちなみにトゥモローこと梟が指したのは黄色い色をした石が付いてる20センチぐらいのリボンだった



「…………はぁ」

───ねぇ、…トゥモローって?

──この梟の名前

『トゥモロー…“明日”か……』

これなんか良いんじゃない?」



ちょうどがトゥモローのモノを手に取ったとき店の奥からエナがネックレスを持って戻ってきた



「綺麗ね…」



はいっとエナがに見せたのは紅い薔薇のネックレス
薔薇全部が紅い宝石で出来ていて葉の部分は緑の石で作られていた



「……この前誕生日だったからな……そっちの二つタダでやるよ」

「いいの?」

「あぁ……18ガリオンです」



エナがネックレスとさっきの二つを綺麗に包装しからお金を貰ってニコリと笑えばも笑う



またね」

「えぇ」



はこの店を出て行った




☆あとがき☆

彼女は、やはり親を嫌う…